厄除け・厄払い・方位除け

今宮神社(京都)のご利益、お守り、アクセスについて

今宮神社の楼門

京都「紫野 今宮神社」は厄除け、疫病退散、縁結び、玉の輿、病気平癒などで有名な神様です。

元々、厄除け・疫病退散に由来する神社で、その後、江戸時代にはお玉さんの「玉の輿」から縁結び・玉の輿の最強パワースポットになっています。

厄除け、疫病退散、縁結び、玉の輿、病気平癒のご利益がある今宮神社の主祭神、ご利益、お守り、アクセスについて紹介します。

 

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ご利益

今宮神社の楼門

事代主神(コトシロヌシノミコト)、大己貴命(オオナムチノミコト)、奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)を主祭神とするのが「今宮神社」です。読み方は「いまみやじんじゃ」。

京都の紫野にある今宮神社であることから「紫野 今宮神社」とも言います。

また、摂社「疫社」の御祭神は素盞嗚命(スサノオノミコト)です。

歴史

今宮神社の本殿

平安時代に疫病が流行り、それを鎮めるために京都各地で御霊会(ごりょうえ)が営まれます。今でも有名な祇園祭も御霊会の一つです。

今宮神社は994年(正暦5年)に悪疫退散を祈願した「紫野御霊会」が始まったことが創建の切っ掛けになります。

「紫野御霊会」とは、疫神や死者の怨霊などを鎮める祭礼のことです。

これが今でも毎年4月に行われている「やすらい祭」という厄除けのお祭りに繋がっています。

今宮神社本殿のすぐ横に摂社「疫社」があります。疫社の創建は本殿よりも古く、今宮という意味は、この疫社より新しい宮という意味で「今宮」とつけられたという説もあります。

ご利益

今宮神社の本殿と疫社

今宮神社の創建の切っ掛けが厄除けの祭りであったことから、最もご利益があるのは「厄除け・厄払い」になります。

境内には疫神を鎮める社「疫社」もあります。上の写真の右側は本殿(本社)で、その左隣が疫社(えやみしゃ)になります。

 

もう一つ今特に有名なのは「縁結び・玉の輿」のご利益です。このご利益は江戸時代以降に広まりました。

今宮神社の再興に威力したのが五第将軍の母「桂昌院(けいしょういん)」。玉の輿の語源になった「お玉さん」です。

※玉の輿の「玉」はお玉さんの「玉」が由来

八百屋の家に産まれたお玉さんが、徳川家光に見初められて側室になり、その後、征夷大将軍の生母になったというシンデレラストーリーから「縁結び・玉の輿」のご利益があると言われています。

 

今宮神社の摂社「阿呆賢さん」

神様の占い「阿呆賢さん」の重軽石(おもかる石)を撫でると病気平癒のご利益もあるそうです。

 

今宮神社の摂社「織姫社」

摂社・機織社(おりひめしゃ)は、七夕伝説の織姫に機織りを教えたとも言われている御祭神「栲幡千千姫命(タクハタチヂヒメノミコト)」。技芸上達のご利益があります。

高皇産霊尊(タカミムスビノミコト)の子供である天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)と結婚しました。

 

その他、境内にはたくさんの摂社があるので、色々なご利益がいただけます。

  • 主祭神:東御座:事代主神(コトシロヌシノミコト)、中御座:大己貴命(オオナムチノミコト)、西御座:奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)、摂社「疫社」:素盞嗚命(スサノオノミコト)
  • ご利益:厄除け、疫病退散、縁結び、玉の輿、病気平癒
  • 創建:994年(正暦5年)

 

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お守り

今宮神社のお守りは本殿すぐ右にある社務所でいただけます。

やすらい人形

今宮神社「やすらい人形」の裏側

「やすらい人形」の中に住所・氏名・年齢・性別を記入し奉納します。この人形にさわったり、文字を書くことで、自分の厄を人形に遷し、強い力を持つ疫神さまに沈めていただくことができます。

本人が病気なのでどうしても来られてないという方には、代理人の参拝でも大丈夫だそうです。

蘇民将来子孫也」と書かれたお札を代わりにいただきます。この御札は持ち帰って災除けのお守りとなります

 

玉の輿お守り

今宮神社「玉の輿お守り」

出典:紫野 今宮神社

カラフルな玉の輿お守り。正式名は「運をひらく玉の輿お守り」と言います。

八百屋のお玉さんにあやかり、お守袋には京野菜が刺繍されています。

 

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アクセス

今宮神社の東門

電車の場合と車の場合(駐車場)についてまとめています。

電車の場合

京阪「出町柳駅」か地下鉄「北大路駅」で京都市バスに乗り「船岡山」バス停で下車し、徒歩7分という方法が一つ。

阪急・地下鉄「烏丸駅」から京都市バスで「今宮神社前」下車すぐという行き方があります。

烏丸駅からだと「今宮神社前」下車すぐですが、バスの乗車時間が30分ほどかかります。

 

車の場合:駐車場

今宮神社東門前の道

  • 有料駐車場あり:最初の60分100円、以降30分ごとに100円
  • 年末年始(12/31〜1/5)の駐車料金:500円(60分ごと)
  • 収容台数:44台(普通車のみ)

今宮神社の東側に有料の「今宮駐車場」があります。年末年始のみ料金が異なります。

今宮駐車場下車後、あぶり餅が売っている小道を通り、東門から入りましょう(上の写真が東門)。

  • 住所:京都市北区紫野今宮町21(Google Map
  • アクセス①:地下鉄烏丸線「北大路駅」より京都市バスで10分「船岡山」バス停下車、徒歩7分
  • アクセス②:地下鉄烏丸線「烏丸駅」、阪急「烏丸駅」から京都市バスで30分「今宮神社前」バス停下車すぐ
  • アクセス③:京阪「出町柳駅」より京都市バス「船岡山」バス停下車、徒歩7分
  • 駐車場:あり(有料)
  • 拝観時間:自由
  • 授与所:9時〜17時

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