厄除け・厄払い・方位除け

難波八阪神社のご利益、お守り、アクセスについて

難波八阪神社「獅子殿(獅子舞台)」

大阪市浪速区にある「難波八阪神社」は厄除け、疫病退散、縁結び、夫婦円満、安産の神様です。

厄除けはもちろんのこと、最近では新型コロナウイルスの疫病退散を願う人たちが訪れる神社でもあります。

また、境内にある獅子殿(獅子舞台)がインスタ映えするということでSNSで大人気になっています。

厄除け、疫病退散、縁結び、夫婦円満、安産にご利益がある「難波八阪神社」の主祭神、ご利益、お守り、アクセスについて紹介します。

 

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難波八阪神社のご利益・歴史

難波八阪神社拝殿

素戔嗚尊(スサノオノミコト)、奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子命(ヤハシラミコノミコト)を主祭神とするのが「難波八阪神社」です。

読み方は「なんばやさかじんじゃ」。

難波八阪神社の歴史

難波八阪神社の創建について資料は残っていませんが、昔は「難波下の宮」という名前で、このなんば一体の氏神様でした。

仁徳天皇時代に、難波周辺が疫病がはやりだし、牛頭天王(ごずてんのう)=素盞嗚命(スサノオノミコト)が現れたので祀ったことが神社の由来になっています。

特に永久年間(1069年〜1073年)から、祇園牛頭天王を祀った神社として有名になりました。

1872年(明治5年)に郷社となります。社殿は1945年の空襲で消失しますが、1974年(昭和49年)に本殿が建て替えられました。

第3日曜日に行われているヤマタノオロチ退治のお祭り「綱引神事」は、「摂津名所図会」や「摂津名所図会大成」でも紹介されるほど歴史のあるお祭りです。大阪市の無形文化財に指定。

参考:難波八阪神社御由緒プリントより

 

難波八阪神社のご利益

難波八阪神社は素戔嗚尊(スサノオノミコト)と奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)をお祀りしている神社です。

素戔嗚尊(スサノオノミコト)は巨大な怪物ヤマタノオロチを退治した神様で、厄除け・病気退散などのご利益があります。

また、奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の妻で、ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたところを素戔嗚尊(スサノオノミコト)が助けて、その後、結婚したことから、縁結び・夫婦円満・安産のご利益があります。

 

その他、八柱御子命をお祀りしています。

八柱御子命とは、天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)、天穂日命(アメノホヒノミコト)、天津日子根命(アマツヒコネノミコト)、活津日子根命(イクツヒコネノミコト)、熊野久須毘命(クマヌクスビノミコト)、多紀理毘売命(タギリビメノミコト)、多岐津比売命(タギツヒメノミコト)、狭依毘売命(サヨリビメノミコト)の総称です。

  • 主祭神:素戔嗚尊(スサノオノミコト)、奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子命(ヤハシラミコノミコト)
  • ご利益:厄除け、疫病退散、縁結び、夫婦円満、安産
  • 創建:不詳

 

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難波八阪神社境内の見どころ

境内には摂社・末社がいくつかあります。また、最もインパクトがあるのが獅子殿(獅子舞台)、石碑などもあります。

獅子殿(獅子舞台)

難波八阪神社「獅子殿(獅子舞台)」

境内に入ってすぐに目に入っていくるがこの獅子殿(獅子舞台)。サイズは高さ12m、幅7m、奥行き7mあります。

御祭神である素盞嗚命(スサノオノミコト)の荒魂を祀っており、鉄筋コンクリート、一部木造で、目からライトが出て、鼻がスピーカーになっています。

 

難波八阪神社「獅子殿(獅子舞台)」

獅子殿は舞台になっており、お正月には神楽・居合道が、夏祭りには獅子舞・民踊などの芸能が行われています。

最近では、獅子の大きな口が邪気を飲み込むことから、勝運(商運)、学業向上、就職、入試、転職などを祈願するために参拝されているとのことです。

 

難波八阪神社「獅子殿(獅子舞台)」

▲獅子殿(獅子舞台)、横から見てもすごい迫力です。

 

摂社・末社

難波八阪神社「難波八阪宮跡」

境内には末社「篠山神社」、稲荷神社、三宝荒神社、難波八阪宮跡があります。

上の写真は難波八阪宮跡。昔は「難波下の宮」と呼ばれていたそうですが、それと関係があるのでしょうか?

 

「難波葱(なんばねぎ)発症の地」石碑

難波八阪神社にある「難波葱(なんばねぎ)発症の地」碑

境内には「難波葱(なんばねぎ)発症の地」碑もありました。

 

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難波八阪神社のお守り

難波八阪神社のお守りを紹介します。

厄除御守

難波八阪神社「厄除御守」

厄除御守。色は赤色と緑色の2色。

 

難波八阪神社「前厄除御守・本厄除御守・後厄除御守」

他の神社のお守りと異なるのは、厄除けのお守りの中で「厄除御守・厄除御守・厄除御守」と細かくお守りがあることです。

さすが厄除けがメインの神社ですね。

 

病気平癒御守

難波八阪神社「病気平癒御守」

桐の箱に入った病気平癒御守。病気や疫病退散に。

 

健康祈願御守

難波八阪神社「健康祈願御守」

健康祈願御守。色は紫色と赤色(朱色)の2色。

 

恋御守

難波八阪神社「恋御守」

奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)のご利益である恋御守。その他、縁結びや安産のお守りもありました。

 

千客万来お守り

難波八阪神社「千客万来お守り」

面白いお守りとして紹介したいのが「千客万来お守り」。お店をされている方に。

 

ハローキティお守り

難波八阪神社「ハローキティお守り」

ハローキティお守り。カラーは水色、ピンク、黄色、青色の4色。

 

達磨みくじ

難波八阪神社「達磨みくじ」

表情豊かな「達磨(だるま)みくじ」。お腹のところに「福」と書かれています。

 

獅子絵馬

難波八阪神社「獅子絵馬」

獅子絵馬に願い事を書いて、ご祈祷してもらいましょう。

 

疫病退散アマビエ・平穏祈願よげんのとり[期間限定]

難波八阪神社「疫病退散アマビエ、平穏祈願よげんのとり」御札

拝殿横に期間限定で、疫病退散アマビエ、平穏祈願よげんのとりのお札がありました。

 

難波八阪神社「疫病退散アマビエ」

もう一つ疫病退散アマビエのお札。今だけの限定で、なくなり次第終了となります。

 

難波八阪神社のアクセス

難波八阪神社の鳥居

電車の場合と車の場合のアクセスについてまとめました。

電車の場合

最寄駅は「南海難波駅」です。場所で言うとなんばパークスの西に位置します。

行きに大阪メトロ「なんば駅」から、帰りに「大国町駅」まで歩いてみてわかったことですが、なんば駅周辺は地上に出てから徒歩6〜7分なので、実際は結構歩きます。

南海の場合は近いのですが、大阪メトロの場合は少し距離があります。

大阪メトロを利用される方は「大国町駅」からの方が行き方もシンプルで近かったです。

 

車の場合:駐車場

難波八阪神社の駐車場

  • 駐車場:無料駐車場あり(5台)

境内には東側と南側に鳥居がありますが、南側の鳥居から入ると駐車場があります(上の写真が駐車場)。

  • 住所:大阪市浪速区元町2-9-19(Google Map
  • 電話番号:06-6641-1149
  • アクセス①(最寄駅):南海電鉄「なんば駅」より徒歩6分
  • アクセス②:大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線・千日前線「なんば駅」より徒歩7分
  • アクセス③:大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」より徒歩7分
  • 駐車場:5台(無料)

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