大阪天満宮は学業成就や合格祈願の神様です。
主祭神は学問の神さま菅原道真公。真面目に努力する人にご利益があるそうです。
学業成就・合格祈願にご利益がある大阪天満宮の主祭神、ご利益、ご祈祷、お守り、アクセスについて紹介します。
ご利益
菅原道真を主祭神とするのが「大阪天満宮」です。読み方は「おおさかてんまんぐう」。
菅原道真と言えば、33歳の若さで学者の最高位である「文章博士(もんじょうはかせ)」に任命されていることから学問の神さまと言われています。
天神祭(7月)や梅まつり(2〜3月)でも人気の神社。祭りが多いのは境内が人で賑わえば、神さまも喜びご利益もアップすることから、そうしているそうです。
「なぜ大阪と菅原道真が関係しているのでしょうか?」その理由は以下の通りです。
平安時代の延喜元年(901年)、菅原道真公は太宰府に向う途中にこの場所にあった大将軍社をお参りになり、旅の無事を祈願されました。
その後、菅原道真公は太宰府にで亡くなります。その50年後の天暦3年(949年)にこの大将軍社の前に7本の松が生え、夜ごとにその松の先を光らせました。
それを聞いた村上天皇は勅命で、大阪天満宮を建て、菅原道真の御霊をお祭りしたということです。
大将軍社
菅原道真が参拝した大将軍社は、今は境内の北西に鎮座しています(上の写真が大将軍社)。
こちらは250年前の650年に創建されています。現在は摂社として祀られています。あわせて参拝しましょう。
昌泰四年(901年)に菅原道真公が太宰府への途次に同社にさんぱいされた由縁から、天暦三年(949年)にここに大阪天満宮が創建された。
参考「菅原道真公御足跡、摂社大将軍社」より
創建949年の2年後に、夏の風物詩となる天神祭がスタートしています。
撫で牛
菅原道真の天満宮と言えば「牛」の銅像です。牛の頭をなでると学問向上のご利益がありそう。
御神水「天神の水」
御神水「天神の水」。御神水は自由に飲めますが、ペットボトルでの持ち帰りは不可になっています。
大阪天満宮にはたくさんの摂社・末社があります。
その中にはアメノミナカヌシが御祭神である霊符社もあります。
- 主祭神:菅原道真
- ご利益:学業成就・合格祈願、厄除け、工事安全
- 創建:949年
お守り
学業成就・合格祈願のご利益があるお守りを中心に集めてみました。
場所は本殿すぐ右側の授与所にあります。
合格祈願の御守り
お守りとお札、絵馬のがセットで3,000円。
そして、登竜門を潜り本殿を通り抜けられるという「御本殿参拝券」もセットになっています。
この御守りセットは受験生には必須ですね。
就職守
同じくお守りとお札、絵馬の3つがセットで3,000円
学徳守
お守りとお札、絵馬の3つがセットで3,000円
その他、金運守、諸芸上達守、勾玉守、心願成就守など。おじいちゃんおばあちゃん守もありました。
ご祈祷
色々なご祈祷が可能ですが「試験合格」というご祈祷もあります。
- 初穂料:個人6,000円、法人・団体30,000円〜
- 受付時間:9時〜17時
- 受付場所:御守授与所にて
- 所要時間:受付から60分前後(例外もあり)
個人の場合は予約の必要はありませんが、法人・団体の場合は予約が必要です。
アクセス
- 住所:大阪市北区天神橋2-1-8(Google Map)
- アクセス①(最寄駅):JR東西線(学研都市線)「大阪天満宮駅」から徒歩2分
- アクセス②:大阪メトロ(地下鉄)谷町線・堺筋線「南森町駅」から徒歩3分
- 駐車場:あり
- 拝観時間:自由
- 御朱印授与期間:9時〜17時
大阪メトロ南森町駅だと4−B出口を出るとスーパーコーヨーがあります。そこを東側に行くとすぐに天神橋筋商店街に入ります。その商店街に入り少し南に下ると「天満天神繁昌亭」が左手に見えます。そちらから入ってもよし。
表門から入る方はそのまま直進しローソンを左折すると着きます。
JR大阪天満宮駅からは3番出口すぐ左手に天神橋筋商店街があります。あとの行き方は南森町駅からと同じです。
境内にはアメノミナカヌシ様でお馴染みの霊符社もあります▼
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